ハンブルクのZちゃんから郵便小包が届きました。私、イタリアの郵便事情をあまり信用していないので皆に口酸っぱくして郵便は送らないようにね!っていってあるのです。
しかしちゃんんと届くとなると本当にうれしい!


誕生日のプレゼントと、帰って来たら一緒に台湾麺食べに行こうねーとのたよりです。それと中身は金魚のブックマーク、 水色の木箱入り色鉛筆、 韓国の緑茶などでした。どれもかわいらしく彼らしい選択です!ありがとうZちゃん!!!

ところでZちゃんは、アトリエは私と別(彼は隣の部屋でプーさんと一緒に作業しています)ですが同じ教授のもとで学ぶ友人です。彼、韓国ではソウルの美大て東洋絵画を学んだ後にうちの学校に来ました。
それとー彼は本当にお料理が上手で(特にベランダでつけているキムチは絶品,スープも昆布だしからとる!)彼のお家でご飯をいただくといつも食べ過ぎてしまい、プーさんなどはZちゃんのマットレスに暫く転がっていないと家に帰れない事が多いです。私たちのお墨付き、良い奥様になれます。
どこのお店の何が美味しいって知っていて。ハンブルクのアジア系のレストラン、インビス、食品店事情に詳しいー。彼と一緒に出かければほぼ間違いなく美味しくリーズナブルなものにありつけます。
私がこの夏本当に感動してしまったのが台湾牛肉麺!

ある日の夕方、
「ココー(Zちゃんは私の事をココと呼ぶ)ねえー今日はヌードルしにいかなーいー?」
って。
場所を聞くと学校の近くですが、 あまり人が行かない様な地域。 のこのこと彼の後について行くと。ありました!スッゴーイ地味な外装。はっきりいって連れて来てもらわなければお店の前を通っても気づく事は無かったでしょう。
お店に入るとそこはーーーーっっっこ、この香りはわたしが若かりし頃、台北、高雄の街で経験したそれそのもの!まさに台湾です。八角や丁字の香る店内。まさかハンブルクで本場台湾牛肉麺が食べることができるなんて思ってもみませんでした。なぜってドイツのアジアレストランって言えば、こっちの人の口に合うように味付けしてあるのでちょっとマイルド過ぎ!ほとんどがココナッツミルクいり。なにがさらにが問題かというと、こっちはアジアはアジアでひとくるめ。タイ、中国、韓国、日本がミックスされた感じでこれ何料理よって思う事多いです。

もちろん私がいつも注文するのは牛肉麺、牛骨とスパイスのきいたスープと柔らかーく煮た牛肉。Zちゃんのお薦めはワンタン麺。ご飯ものもあります。前菜のお漬け物類、煮卵、水餃子、焼売、などなど、どれをとっても本当に美味しい!お値段も手頃ですし、ボリュームがあります。麺とビール、それと前菜を友達と分けても8ユーロ。Zちゃんは常連さんらしく、店長さんに(台北出身だそうです)結構いろいろサービスしてもらえます。うふふ。


先日プーさんが、今日は皆でヌードルハウスいってきたよーって。すごく悔しい、、、

店内は外装と同じく大分地味ですけれどすべて新しくて、とっても清潔。店長さんはすごーく感じが良くフレンドリー、ウェイトレスのおねえさんは大変美人です。
場所は中心地から少し離れていますが、学校から近いと言う事もあり私たちの憩いのヌードルハウスです。参考にーカラオケも出来るそうです。

参考に Lecker Nudelhausについては以下
http://nudello.blogspot.com/
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Zちゃんからのかわいい贈り物

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イタリア語ですが月曜日、水曜日、金曜日の17時から19時までのコースに通っています。
10月から初めてはや一ヶ月半、成果のほどはですね、 いまは何ともいえません。 ううー 。発音はドイツ語に比べたら簡単ですが、文法難しいですね、やっぱり、ああっアレルギー症状が、、、

先にも書きましたように、わたしの通うコースは一般的な語学留学生が受講する様なみっちり授業タイプの語学講座ではなくて、市民学校のような講座です。ドイツで言ったらVolksHochschule(フォルクスホッホシューレ) みたいなかんじかな。

授業ですが、だんだんわたしの街となりつつある移民街エスクイリーノにある小学校付属のようなの建物の中で授業が行われます。

私はイタリア語のイの時も知らないという初心者コースから始めました。リストに乗っているのは22人。授業に来るのはたいていその中の10人くらい。中国 アフガニスタン スリランカ トルコ エチオピア 、ケニア、フィリピン 、、、アジア、アフリカ系、年齢はというと19歳から50歳前後です。一ヶ月も過ぎるとお互いに少しずつ片言のイタリア語で話す事も出来るようなり、なかなか楽しくなり始めました。
ところで、
ドイツでも移民の統合政策かなり深刻な問題になって来てますけれど、
ここに通い始めて、移民、難民存在はさらに強く意識させられるようになりましたね。


私の前の席に座っていたエリトリアから来ている彼らはどうやら難民らしく先月まではイギリスにいたのだけれど今月はローマに移されたと話していました。彼らは何年もしくは何ヶ月住めるかがはっきりと解らず、かなり不安定な状態の為、どちらかというとイタリア語にあまり興味は無いようでした。ひとしきり隣の生徒とおしゃべりをした後、授業中でしたが何も言わずに教室を出て行きました。もう彼は3週間顔を見せません。病気のため病院に通い始めたとも聞きましたが、、、

最近のフランスの移民問題対策でジプシー(ロマ)送還計画は(犯罪を犯していなくても滞在許可の無いジプシーである事がもう送還の対象になるらしい)送還と言うより追放っていった感じ。本当に耳を疑いますね。ナチスばりです。フランスで移民が引き起こす問題を聞くにつけ自国民の雇用とその文化を守る事、また治安悪化を防ぐための方法、共存の方法はなかなか簡単には見つかるはずもなく、極端な方向へと進んでしまうのだなあと思うのですが、ここイタリアでもやはり移民、難民、違法滞在者はは多く、取り締まりやコントロールは厳しい様です。


多くの人がアフリカ大陸から筏、おもちゃのようなボートに乗って、または貨物コンテナーに潜り込んだりと決死の覚悟で国を離れ、地中海をさまようわけですが、その難民達が流れ着くのは大陸から一番近いイタリアの小さな島々です。
祖国を追われたり、自国にとどまる事が危機となったり、また自国での希望が見いだせない人たちが国外へ逃亡を試みるも、どこにも受け入れ口がなくあちこちを点々としなければならない、または最悪の場合送り返されるという可能性のある彼らの心境を理解することは、私のような環境にあるものにはまず出来ません、テレビや新聞で移民問題を耳にするたびに切なくなります。


ハンブルグも難民収容所があります。狭い部屋に何人もの人が一緒に、いつ取得できるか解らない入国許可を待ち、金網の張り巡らされた敷地内で暮らさなければならない彼らの様子をたまにニュースで観る事があります。


関係のないようにも思われますが、実は結構身近なこと。彼らはその絶大な苦労を表には出さず、私たちを同じようにしかも身近に生活していたりして、、、
友人の家族は難民救済、援助に関わっているためいろいろな話を聞くのですが、例えば親の代が違法にドイツに入国し、密かに次世代が生まれ、ドイツでの生活になじんだ本当の祖国を知らない二世が偶然に警察のコントロールに会ってしまったり、また事故によって病院などに運ばれたときなどに、違法滞在が発覚し、そこから全家族が強制送還されるというような事が日常的に繰り返されているそうです。ようやくその国になじみ生活を始められた親の世代、祖国で暮らした事のない二世の人たちは、つながりも薄くなり、子供達にすれば言葉も解らない国に送り返されてどうなるのだろう、、、と。


人間らしく生きるため、より良い生き方を探し求めるのにこんなふうに私が想像できない苦労をしている人たちは沢山いるんだって、自分の生まれ、生きる環境について考えさせられる日々です。



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# by rondine11 | 2010-11-14 23:02 | その他
今週はポートフィリオをもって教室めぐりができました。ああローマでの学生生活開始以来、始めて充実した(まともな事ができた)一週間でした。

一応予定していたすべての教授達のもとで授業を受ける事ができそうです。了承をいただいて、名簿にサインしてきました。ふーーーやっと一息。

来週から少しずつ授業がはじまって行くと思うのですけれど、そんなでまだ今週は作業ができません。絵画の先生が、 この作業の出来ない期間を使って、どこどこの美術館、市内のどこどこを訪ねるのも悪くないだろうと指南してくださったので、その中でまだ訪れた事の無い、サンタンジェ
ロ城に行ってきました。
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観光シーズン最盛期ではないので、ゆっくりと見る事が出来ました。二世紀に作られた霊廟、要塞とあってかなり質素、剛健に見えますが、後には教皇の住んでいた時代もあり、壁画内装がとても美しく華やかな部屋が幾つかあります。壮麗なバロック建築であるサンピエトロ寺院とはかなり近くに位置している為その力強い建築様式がさらに強調されるように感じます。

展望が良くバチカン市国、サンピエトロ寺院もみえます。バールはちょとした休憩に最適!贅沢すぎる眺めとともにカフェが出来ます。

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# by rondine11 | 2010-11-13 08:40 | 学業

国立博物館ーマッシモ宮殿の名前で知られているのですが
ここには私が愛してやまないローマ時代ののフレスコ画、モザイク装飾の数々が展示されています。テルミニ駅の斜め向かい。私のアパートからもさほど遠くはなく、ここひと月の間は良く訪れる場所の一つです。
三階建+地下の博物館は1、2階に彫像郡3階にリヴィア家のフレスコの描かれた部屋を再構築した展示 ファルネジーナ荘のフレスコ壁画、モザイクの床の展示。さらに地下には古代貨幣のコレクションもあり、盛りだくさんです。ここも一日ではすべて観る事はできません。

彫刻では、ローマ歴代皇帝の彫像なんか有名でしょうか。それにしてもたいへんリアリスティック。2000年以上昔の皇帝達、その奥さんや家族の姿が今も三次元で観られるのは不思議なものです。親、兄弟だったりすると結構アーここが似ている!っていう所も多かったり、、、

特に有名なのはにアウグストゥスの立像かな。彼、ちょっと完璧すぎなのでは?と思える容姿ですね。
コモドス帝、彼かなり整った顔立ちです。 が、 狂気の皇帝だったと聞きます。 それを考慮すると本当に、なんだかちょっと危なそうな感じがします。

もう一つ有名どころですが、とても心臓に悪いヘルマアフロディーテの像。
ギリシア、 ローマ彫刻の裸体美は存分に一、二階で堪能できるのですけれど、それも後半に差し掛かると、彼女(彼)が横たわっているのですよね。神話を知っていても、ヌードデッサンにどんなに通っていても、大分引いてしまう、、、
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あまりにも美しすぎる両性具有です。



彫刻のコレクションも半端じゃありませんが、もちろん私のお目当てのフレスコ画装飾!
ファルネージ荘、とリヴィア家のフレスコ画がここの目玉。現代の高度な修復技術の賜物です。当時のものがここまで鮮やかに!感動で頭クラクラー。

壁画って屋敷全体の装飾として描かれていたのですけれど、ギリシャ神話(ローマ神話)を題材にいろいろな場面 人物が描かれいていたり、当時の生活の様子が描かれている部分もあり、と、一言にデコレーションとは言えません。

なによりリヴィア家のフレスコ画の部屋ですが、これがーこれがー鳥肌もたつ美しさです。
フレスコ画で装飾された部屋全体を博物館の三階の一部に再構築してあるのですが、その部屋の中に入ると一面の緑、多くの果物などからこの庭の様子は夏から秋にかけてだろうとの事。地中海地方や小アジアに見かけられる植物は色とりどりに咲き誇り、多くの木が実をつけ、そして沢山の鳥たちがその木々の枝に、一つ一つが明らかに何の種類かが判別できるように描かれていて、なんて瑞々しく生き生きとしている事か!長い事この部屋にいると、楽園にいるような、、、満喫しているとしだいに、ここでもまた、あれーこれどっかで見たぞー、、、と


あー郁夫だー

(あたかも身近な同胞の様に、なれなれしく親しみをこめて)!
日本画の大家、平山郁夫さんは好きな作家の一人なのでカタログをめくる機会も多いのですが、なにか良いかというとその自然の描き方が私すきなのです。日本画という伝統の技術を使いながらも、多くの部分がとてもグラフィックでスタイル化されていてそれがとてもすんなりと馴染んでいるのですよね。
彼の絵の樹木、鳥達はこの部屋のものと似た所があるかなあって。

彼がヨーロッパに数ヶ月留学、アッシジなのでも教会壁画の模写を、また独自の作品ではポンペイを題材にした幻想画を描いているのは覚えています。きっとも彼イタリアの色々な作品とローマ時代のフレスコからいろいろなインスピレーションを受けたのかなあと思うのです。



写真へたくそなので是非機会があったら本物をみてください。

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# by rondine11 | 2010-11-11 07:47 | ローマ
さあもう11月も前半がほぼ終わりに、しかし授業は一向に本格的には始まりません。これじゅああクリスマス休暇がきてしまうー!

ああこの考え方はここでは禁物です。ゆっくりゆっくりー。


予定としては13日まで教授方のプレゼンテーションです。
授業の取り方ですが、私はエラスムス交換留学生のため自由に好きな分野の興味のある授業を比較的簡単に取る事が出来ます。一般の学士、修士課程の学生はかなりの数の必修授業が学校から指定されています。また授業によっては先生方の許可を得るのが重要なポイントの様です。

いずれの学生にしても、アトリエで作業の伴う授業には、自分の作品を先生達に紹介できるようにポートフォリオ(作品集)を持っていって彼らに見ていただいた上、了承を得るのですけれど、、、

けれど、、、わたしのポートフォリオ、エラスムスオフィスでですね、書類と一緒に紛失されてしまって、かれこれ3週間行方不明、、、。黒の箱に4冊のオフセットプリントまたはシルクスクリーンの製本された作品(オリジナル) 約30枚の絵画作品の写真が納めてあります。
先日訪れた時、私が作品を入れて提出した箱がファックスの横に見当たったため、「あれ!あれ!わたしのです!!」と指差すと、、、「あら!でも中身が入っていないわね」って あら!じゃないですよー!!!

またしてもわたしのマグマだまりの様子がですね、ああ グスコーブドリが私の様子に気づいてくれたらアカデミーの危機は回避されるのですが、ああ賢治先生、、、ちょっと瞑想でもしてみましょうか私、、、

だんだん慣れて来たものです。深呼吸瞑想を3秒(おそらくただの荒い鼻息にしか見えない)の後、取りあえずはっきりと、もの凄くダイレクトに、間違えようの無いくらい表現で、ポートフォリオの必要性を伝え、来週私が来るときに絶対見つけておいてくれるように言ってオフィスを退出しました。どうなるかなー。

見つかりました!やれば出来るじゃあ無いですか、エラスムスオフィス。
そんなわけで先週はポートフォリオを見てもらう事が出来ず、取りあえず話だけを付けて来た先生方のところ今週は再び行って参ります。

発見された私のポートフォリオ。商売道具の一つです。
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ご褒美にファッシでアイス(毎日ですけど)
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# by rondine11 | 2010-11-09 04:35 | 学業