タグ:サンタマリア イン コスメディン教会 ( 1 ) タグの人気記事

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あの例の真実の口で有名な教会ですよ。
教会自体はロマネスクの鐘楼とファッサーデがとっても魅力的
スーパースター真実の口も手伝って小さいながらも行列のできる人気の教会です。(レストランとかの宣伝文句みたいになってしまった、、、)

今日は天気が大変よかったためチルコマッシモのあたりをゆっくり歩いて、さて次はどうしようかなあ、川をわたってトラステベレに行こうかなーなんてもたもたしていたら新発見!サンタマリア イン コスメディン教会ですね、入り口が二つに分けてありました。真実の口方向とは別にバシリカに直接通じているものが!
並ばないで良いのなら、と、教会内見学してきました。大変興味深いです。


ローマ建築史2千年アソート!!!

すでに紀元前からあった地下室はクリプタとして5世紀に造り直され、8世紀、教皇ハドリアヌス1世によりその上に教会が創建され、次第に今の様なスタイルになったようです。
なんでもコスメディンとはギリシア語で「装飾」を意味するそうで、壁には隙間無く美しいフレスコ画が描かれていただろうと予想される跡が見えます。
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ロマネスクのシンプルな感じの半円アーチのアーケードは質素な感じ、13世紀のコスマティ装飾は華やかに、そして意外な事にゴシックスタイルの祭壇天蓋もコスマティ家の作品です。
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長い歴史のなかではやはり正面ファサードはバロックロココ調にされてしまった時もあったようですが19世紀にとりそれは外されかつての様子に戻ったとの事です。じつにグッドな判断でしたねー。

もう一つ美しい物、気をつけていないと見逃してしまいそうなのが、ジョバンニ7世のモザイク (写真へたくそなのでここクリックしてご覧ください)。8世紀のイタリアービザンツスタイルで東方の三人の王様(賢者)の到来が描かれています。

断片では有りますが作品は良く保存されていて、差し出された贈り物を覗き込み、手をのばす生まれたばかりのキリスト姿が子供の好奇心をよく現しているようで素敵なのですが、、、 実はお土産物屋さんの中に飾られているのです。これってお土産屋さんのインテリアとして使うの全くもってどうかとおもうのですが、どうしてこうなのかなあー。

毎回しつこいようですが、作品を設置、展示する場所はとても大事なのです。場合によって作品の意図を全く違ったものにしてしまいますからねえ。ちょっと考慮してほしいものです。
こんなふうにすこーし抜けている所がイタリア的で良いのかなあ、と思えば本気で腹をたてる事は出来ませんが、やはり私にしてみると、本来なら多くの人が感動できるはずの物への考慮が足りない事によって、その価値を理解されないと思うと残念なのです。





しかしローマに来てから多くの遺跡、教会を見る機会に恵まれ、何千年の過去も現在と本当につながっていたんだって実感できるのは本当に素敵です。
1つの建物から二千年以上にわたる長い歴史の継続を見られるって素晴らしくりませんか?

天気のよい素敵な休日です。テベレ川沿いで乗馬をする人達。

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わすれてはいけない!
大スターながら気の毒にまいにちみんなに手を突っ込まれている彼(おそらくトリトンかなんかの神様なのですって)
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by rondine11 | 2011-02-07 01:03 | ローマ