さあもう11月も前半がほぼ終わりに、しかし授業は一向に本格的には始まりません。これじゅああクリスマス休暇がきてしまうー!

ああこの考え方はここでは禁物です。ゆっくりゆっくりー。


予定としては13日まで教授方のプレゼンテーションです。
授業の取り方ですが、私はエラスムス交換留学生のため自由に好きな分野の興味のある授業を比較的簡単に取る事が出来ます。一般の学士、修士課程の学生はかなりの数の必修授業が学校から指定されています。また授業によっては先生方の許可を得るのが重要なポイントの様です。

いずれの学生にしても、アトリエで作業の伴う授業には、自分の作品を先生達に紹介できるようにポートフォリオ(作品集)を持っていって彼らに見ていただいた上、了承を得るのですけれど、、、

けれど、、、わたしのポートフォリオ、エラスムスオフィスでですね、書類と一緒に紛失されてしまって、かれこれ3週間行方不明、、、。黒の箱に4冊のオフセットプリントまたはシルクスクリーンの製本された作品(オリジナル) 約30枚の絵画作品の写真が納めてあります。
先日訪れた時、私が作品を入れて提出した箱がファックスの横に見当たったため、「あれ!あれ!わたしのです!!」と指差すと、、、「あら!でも中身が入っていないわね」って あら!じゃないですよー!!!

またしてもわたしのマグマだまりの様子がですね、ああ グスコーブドリが私の様子に気づいてくれたらアカデミーの危機は回避されるのですが、ああ賢治先生、、、ちょっと瞑想でもしてみましょうか私、、、

だんだん慣れて来たものです。深呼吸瞑想を3秒(おそらくただの荒い鼻息にしか見えない)の後、取りあえずはっきりと、もの凄くダイレクトに、間違えようの無いくらい表現で、ポートフォリオの必要性を伝え、来週私が来るときに絶対見つけておいてくれるように言ってオフィスを退出しました。どうなるかなー。

見つかりました!やれば出来るじゃあ無いですか、エラスムスオフィス。
そんなわけで先週はポートフォリオを見てもらう事が出来ず、取りあえず話だけを付けて来た先生方のところ今週は再び行って参ります。

発見された私のポートフォリオ。商売道具の一つです。
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ご褒美にファッシでアイス(毎日ですけど)
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私が田舎から出て東京で学生を始めた頃だと思うのです。どこかで家族と待ち合わせした時かなあ、駅の出口(交差点の前だと思う)で待っていると、父と母が来ました。

「どうだヒロコ都会の空気はおいしいかー」

父がまず私に挨拶を?、、、何?って思っていると、続けて、

「ヒロコはなー、どこでも口開けっ放しだからなー、みっともないから気をつけた方がいいぞー」

って、、、そんな挨拶とっても嫌な感じ。

自分で言うのもなんですが、確かに私はよく口を開けっぱにしています。出っ歯なのでおそらく、上唇の長さが足りないのだろうと思うのですが、意識してないと口閉じている事ほとんどないです。

しかしここローマに来てから口はずっと閉じっ放し。かなり意識を集中しています。
なぜって
排気ガスが凄まじい
ですからね。

わたし繊細じゃないし、鼻もそんなに良い方ではないので、学生時代は甲州街道や環八を下高井戸から調布へとバドミントンをする為に自転車で週3回平気で通ったものです。かなり排気ガスか排出されている道路とは思いますが、当時あまり気にならなかったなあ。

しかし、ここローマでは車、バス、バイクの排気ガスの量がほんとうに半端じゃない!坂をあがりきった所など本当に凄いですねー、まさに乗り物達がですね頑張って坂道あがったぞ、だから凄いエネルギー消費したぞー、と言わんばかりの臭さ。もしくはガソリンの種類がちがうとか、、、
大きな道もあれば小さな道もあります。舗装されている道もあれば石畳だってあります。しかし大きさや状態に関わらずどこにでも車が!バイクが!いっぱい!!きゃー!!!


やっぱり歴史的なものが沢山地中に埋まっているとなると、あちこち掘り返して東京の様な地下鉄網を造るわけにも行かないようです。そんなでローマに走る地下鉄は2線のみ。だからバス路線がまた多い。それに加え、上り下りの多い街と言う事もあってか自転車に乗っている人はあまり見かけません。バイクです。このバイクの数にも圧倒されますね。路肩に整然と駐車されている様子、青信号に変わって一気にたくさんのバイクがスタートする様子は一見の価値ありです。

1.2週間ここにいる分にはきっと口開けっぱでローマの街を見て廻っても良いと思うのですが、さすがに6ヶ月開けっ放しだったら肺が真っ黒になってしまうー、と思い根性入れて口閉じてます。

バイクがたくさん!
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フランカ ポテンテ ご存知でしょうか?いまやドイツだけでなくハリウッドでも大女優になった彼女。私はベルリン来る直前、ローラ レント(邦題は ラン ローラ ラン ) という映画で初めて彼女を見ました。当時の感想としては力強い感じの女優さんだなーって。その数年後、有名な映画では、ボーン アイデンティティーでマット デイモンと共演しています。

彼女ですね、小説を出したのですよ。
タイトルは、zehn (ツェーン)ドイツ語で10という意味です。日本が舞台で10のショートストーリーからなる作品です。

わたし現代の小説ってあまり読まないのですが、プーさんのお父様が読書気違いでですね。もう時間があればあれをを取り寄せこれを取り寄せ、、、面白いものがあると私たちにも情報が来ます。いやー情報というより、もうアマゾンで本が家に届いていると言った方が良いです。

イタリア出発直前、彼から私宛てに フランカ ポテンテのこの zehn が届きました。せっかくいただいたのに、こちらに来てからは、なんだかんだで時間がなくて、、、しかしようやくにフィレンツェ、ローマ間の電車の良い道連れとして読み切る事ができました。



フランカ ポテンテは仕事の為に日本に滞在する機会が多かった様です。色々な人たちから話を聞いたり、自分で経験してみたり、そこからいろいろなイメージがわいて来たのでしょうね。

文体はかなり簡潔、読みやすくありますが、第一印象ですが文学としては少しあっさりし過ぎかなあ。
とりあえずもう一度読んでみようとおもいます。

内容ですが、古い文化や新しい文化と、様々な世代の主人公の目を通してみた日本の様子が上手に取り合わされた言える作品です。
まるで日本人が書いたのかなと思える様な箇所が作品では所々に見られ、彼女の感性はなかなかのものだなあって結構感心。それにしてもやはり、これは無いぞと思う所も幾つか見られましたが、まあそこは大目に、、、
それにしても それにしても、それにしても やっぱり、、、
登場人物の名前が(たまに)凄い、これにはかなり参りました。たぶんこれが無かったらこの小説は三割増の成績 (?) を取れただろうにと思うのです。大変もったいない。


ドイツで今一番有名とも言える女優さんの書いた作品、きっと日本版出るのではないかなあ。
ドイツ語勉強中の人にもちょっとだけお薦めです。
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今週末はフィレンツェに行ってきました。
11月1日は祝日のため3連休です。

フィレンツェに住むキアラが時間に余裕があるのでいらっしゃいと先週誘ってくれたのです。 私もまだアカデミーが本格的に始まっていないと言う事で好都合。もちろんお邪魔してきました。


出発数時間前、汚れてもいい靴もってこられるー?ちょっと濡れるかもしれないから、、、
と彼女から私の携帯電話にメッセージが、、、汚くなるの?何を予定してるのだろうー? 一応スノーブーツだったら持って行ける事を返事すると、念のために私の足のサイズを送信しろとの事。

山登り?かなあ??

オリーブの収穫の為でした!彼女の友人マッテオのお宅でこの時期はいつも親戚家族総出、さらにその友人数十人がオリーブの収穫を週末になると手伝いにくるとの事。彼の家はフィレンツェの町中から車で10分と、それほど離れてい無いにもかかわらず、百本以上のオリーブの木に加え、トマト、茄子、ズッキーニ、数えきれない種類の野菜が栽培される大きな畑が家の前に広がります。びっくり、、、、

念のためにと言っていたキアラは、まさに念をいれて私に長靴を用意しておいてくれました!
でも 
ピンク色ー!!!
彼女とお揃いでピンクです。うわー。これにもびっくり。
こんなのはいているとこママに見られたらオカシイと思われちゃうわー!って私たちそろって三十路です あははー。 どうでしょう。

ピンキーな私たち
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収穫の仕方ですが、木の下に直径が8メートルくらいになるネットを敷きます。その上で私たちが作業するのですか、分厚い手袋をつけて、さらに小さな熊手みたいなもので枝いっぱいに実るオリーブをしごき取ります。高い所は枝を切り落として収穫です。緑の実、黒に近い紫の実、もう宝石のように美しく、この実からあの香り高いオリーブオイルが出来るのかと思うと、やっぱり試しに食べてみたくなりますよねー
まっずー!!
もの凄く苦いのです!!!
周りの皆はそんな事知っているので、食べたのはもちろん私だけ、、、
べぇー!


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お昼は彼の家族が用意してくれたトスカーナ料理、パンやハム、チーズで一休み、夕方は少し暗くなり始めた5時位に今日の作業を終了。収穫量1トンは軽く超えています。

畑にはまだまだ沢山のオリーブの木が手を付けられずに残っています。作業は来週も続くとの事、私達は今日一日だけなので、美味しいお昼ご飯と、ご機嫌な人たちに囲まれて楽しく作業できましたけれど、これ数日続けるのは大変だなー。

お手伝いのあとはまたごちそうです!マッテオの台所はプロ仕立て、それに加え室内炭火焼グリル、ここはレストランかー?(さらに外には石焼釜戸まである)料理好きが高じて台所を改造したらしいです。
鶏肉、ハト肉、豚、牛肉などをを大きな固まりに切って様々なハーブ、パンと交互に串に刺し、ゆっくりとグリルしたものをいただきました。かりかりのパンとジューシーなお肉、付け合わせにオリーブオイルとローズマリーでマリネしたジャガイモのオーブン焼き、これはほぼ表面があげられたようでクリスピー。そしてもちろんトスカーナと言ったらキャンティーのガロネロ(黒い雄鶏)ワイン! お味は文面では表現不可能な美味しさ。

前日もフィレンツェ到着直後、キアラお薦めのレストランでトスカーナ風ビーフステーキをごちそうになりましたが、そのお肉の大きさ!誇張なしに厚みが5センチ!表面の2ミリくらいはしっかりと焼き色が、そして中はまさに血の滴る、、、 
わたし肉食であったことがこれほど素晴らしいと思った事今までないです! トスカーナすごいぞ。


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イヤー学校ようやく始まりそうです。`そう` がミソです。まだ始まったわけではありません。

きょうは(10月25日)授業のプランが発表されるから学校に行くのがいいよってA君からの知らせです。もちろん期待はしていませんがエラスムスオフィスにも、、、
しかし今日は志を同じくする同士が!!他国からのエラスムスの学生に会う事がきょうは出来ました!
なんだかほっとしたー。

今日知り合った彼らは、ポルトガル、スペイン、チェコ、ルーマニア、ドイツはライプチヒからのエラスムス交換留学生達でした。話してみるとみんな同じパターンです。10月初めに来てみたものの、約束された語学コースはないわ、オフィスに担当者はいないわでみんな同じ問題抱えてました。ポルトガルからきた男の子は家族にに連絡できないよー、ローマにきて何やってるって聞かれても困るしなあって。ライプチヒからの女性は奨学金の半年分をプライベートの語学学校行く為に使ってしまって口座から残高がなくお金が引き落とせないとか、、、
みんな大変だったんだねーとお互い励ましながら、連絡先を交換し何かいい情報があったらお互い知らせ合おうと言う事で今日は別れました。

して今日の学校は本当に入り口から階段まで生徒がいっぱいでした。これから二週間半、各教授が今学期の予定の講話をします。興味のある授業、先生をプランの中から探して、定められた時間に話を聞きに行くのです。わたしも幾つか見当をつけて明日から早速活動開始です!楽しみだー
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