カテゴリ:学業( 36 )


再びアカデミーに行ってきました。実家カラブリアから先週再びローマに出て来たA君が私に学校を少し見せてくれるって、それとエラスムスオフィスに新しい助っ人が来た為、新しい情報が得られると思ってのことです。A君はハンブルグに一年滞在し、その当時何回かアカデミーの様子を私に語ってくれたエラスムス交換留学の学生です。

11時 約束の時間に彼はイタリア人らしからず既にきていました。彼に久しぶりに会ったらなんだかアパート探しの苦労と最近ようやく入居したらしく部屋が整っていない事、日曜日少し寒かった事など、ストレスの連続で気の毒に風邪を引いたとのこと。クソ暑いのにかわいそう(10月14日です)

少し学校内をめぐってから、エラスムスのオフィスにも同行してくれて、私が済ませた手続きとその他に必要な手続きについてイタリア語で新しく担当になった男の子と話をしてくれたのですが、、、いろいろ確認して行くと私の書類が全部無くなってるー!担当の男の子(緊急の助っ人であって責任者ではありません)もハンブルグからの学生のファイルには何も入っていないけどおかしいねえ、、、って??二週間前作ったのにー?あんなに大騒ぎして作ったのに?無いってなに?確かにオフィスの机やら棚やらを観ると大分混乱している様子ですが、その書類が無いとメンザ(学食)利用のカードが作れないという、、、、助っ人君とA君とで話してみて、きっと学期の始まる一週間後くらいにはすこし落ち着いて登録の書類も見つかるかもしれない(「かも」ってなんだ!?)のでまず登録書類のほうは置いておいて、試しに直接メンザの事務所に行って交渉してみるのが良いのじゃないか話になり。アカデミーからメンザに移動です。

その移動が30分。アカデミーは美術系、デザイン系のみのほぼ単科大学なのでいくつかの手続きをサピエンツァ大学というヨーロッパ有数の学生数を誇る巨大大学で済ませなければならないのです。2人で巨大大学の巨大メンザに着いてみるとメンザ利用カード作成窓口に長蛇の列。約70人位の順番待ち学生に対して担当者が一人です。まあいつもの事で慣れて来たのですけれど、30分行列してその担当者に話を聞くとエラスムスの登録書類の他にフィスカルという登録番号が必要だって??パスポートナンバー以外の番号です。このメンザからかなり離れた所で番号の作成可能で、そのオフィスは今日はもうしまっています。
あー何故一日一つの事がこなせないのか?!なんですべてのものが離れた所にあるのかー!! 
なんで振り出しに戻るがそんなに良く出るのか!!!
一緒につきあってくれたA君もローマの学生生活5年目とあって、 慣れたものというか、はじめからあきらめてーある意味で余裕かなあ、イタリア育ちはさすがに違います。彼もまた明日再びこのサピエンツァ大学にて奨学金の応募をしなければ行けないとの事。 やはり行列待ち3時間コースだそうです。

みんなそんなに時間たっぷりあるのー?それとも日本で育った私の時間の感覚がまったく違うだけなのか(そうみたいだ)、、、
こういう事って少し長くその土地に住めば慣れるのでしょうが、今回のわたしは半年限定と言う事もあり、すこし焦り気味かーとも思うのです。なかなか意識を変えることって難しいなあ。
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その次の週のこと
留学、エラスムス担当者なのですけれど、前回証明書の件でうるさくした為か、一応彼女に会う機会ができました、、、
既に2ヶ月前から担当をやめてしまっているそうです。だから正確には前エラスムス担当者ですけれど、ちょっとどういう事?ってなりますよね 後任の人もいないままですよ。当然返事がないはずです。 メールアドレスも閉鎖しているようです。そりゃメールは全部帰って来てしまうに決まっています。普段は温和(?)な私も怒りを隠せずですね。暴れてーーーやろうかと思いましたが、そこは我慢して、怒っているのが相手に解るていどの少し大きな声で問題点や責任についての事をただしてやったのですが、学校がどうにかするしかないので私には関係ないといい始め、、、だいたい彼女が語学学校の始まりは10月からですと言ったのに、それも計画が出来ませんでしたなどと、、、じゃあわたしの予定は?語学コースのためにひと月早めに来たのに!なんだか双六、振り出しに戻る、さらにペナルティー付きー、、、 学生証の作成と、うちの学校に提出する書類のサインとファックスを彼女が済ませている間に、カウンターに山積みにしてある一番うえの書類に目をやったところ、、、先日連絡した件ですが時期が差し迫っているのでもう一度というトルコかどっかの美大からのメールで、こちらからの学生にはイタリア入国にヴィザが必要だから書類を送ってくださいという緊急メールでした。ああどこの学生も、また相手国の担当者も困っているのかなあって。気の毒なかぎり。

ぐったりしてばっかりいられないので出来る事は自分で手配です。
語学学校ですが
市民講座に登録する事にしました。私の場合大学に登録してある為ヴィザに必要な書類をを語学学校から受ける必要がないことと、普通に語学学校へ行くとかなりお金がかかるので、週3回と回数が少ないのですが登録料だけで済むローマの街が運営するイタリア初級コースに決定しました! かなり問題が片付いてきたかなー!


うちの学校は街の中心地にあります。写真はピアッツア デル ポポロここから徒歩3分。
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アカデミーに行ってきました!信じられなくきれいな学校です。何と言ったらいいか掃除が行き届きすぎていています。なんだか15分おきに掃除してるんじゃあないのって感じです。
そして終に、終に!交換留学/エラスムスオフィスを訪ねたのです。が、案の定しまっていました。ドアに張ってある受付時間なんてまったく意味ないです。いつも業務時間内に訪ねたり電話しているのにここ3ヶ月間コンタクトがとれたのは一度きりです。いったいいつ仕事しているのだろう?

中庭にひとりぽつねんと座る学生にいくつかの質問を話してみると、
「ここではオーガニゼーションみたいなものはまったく機能しないわ。昨日、教授と約束があって来たのだけれど四時間待ても来なかったし。もしかしたら今日もこないかも、、、」

今は12時です。彼女いつから今日はここにいるのだろう?
だいたい
それってほんとに約束あったのか?って思いますよね4時間!?40分の間違えじゃあないのですよ。
イタリアの学生でさえこれですからわたしの場合先が思いやられます。


この日はその後、フィレンツェに住む友人キアラがちょうどローマに来ていたため一緒に食事に出かけました。彼女とはかれこれ7年前、ベルリン時代に知り合いました。バリバリのキャリアウーマンです。ロンドン、ベルリンで観光行に従事して、二年くらい前からローマ 、フィレンツェでホテル関係のソフトウェアーをつくる会社のマネージングディレクターをしています。イタリア語の出来ない私に変わって何回か学校に連絡してくれたり、アパートの件も手伝ってくれて何とも心強いかぎり。久々の再会を喜んだ後、今見て来たアカデミーの様子を話したのですが、やっぱり彼女も学校の対応をかなり訝しがっており、
「あなた、ちょっとあの学校普通じゃないわ だって、留学生用ののアパートや部屋の貸し出しや、その他の情報はないのかって聞いたら何もない、 解らないっていうし、そもそもエラスムスの交換留学生は毎年いるわけでしょ、しかもほかの総合大学と違って生徒が沢山いるわけじゃないのだからもう少し丁寧な扱いがあってもいいと思うの、だいたいきちんと話せる担当者が一度もいないのもおかしいし」
って。 彼女とは分野が違いますけれど、やっぱりイタリア人の意見ですからね、イタリア人もおかしいと思う対応ということは、わたしの感じる「わたしって不当にあつかわれてる?!」は「文化の違いね!」では無いわけです。
まあある程度予想はしていたのですが、イタリア人もお手上かあ、、、と、ちょっとぐったりしてしまいました。

まあそんなことは少し忘れて、お昼ご飯は彼女と彼女の彼とうちのプーさんとでパンテテオンの近くにあるマッケロー二というレストランでいただきました。

彼女達はローマに住んでいた事もあり、彼女はフィレンツェに移ってからは本業の他に、インターネットラジオキャンティーのガストロノミー部門を担当し始めているとのことで、美味しいお店がどこにあるかなんてもう知り尽くしていますねえ、私たちは何も考えずにただただついて行ったのですが、そこは小さな通りにあり、思わず見逃してしまう様な落ち着いた店構えです。しかしお客さんは沢山!そして
そこのパスタのおいしい事!
彼らはパルメザンチーズのソースと黒こしょうのパスタ。このシンプルなコンビネーションは画期的でした!
素材の味がーなんと際立っていた事!わたしはアマトリチャーをいただきました。グアンチャーレ(豚肉の頬肉)とトマトソースに。これもトマトソースがお肉、(チーズも入っているようです)によって濃厚になり美味しい美味しい!

レストランの様子は以下で。
http://www.ristorantemaccheroni.com/

彼女はニースからの会議の帰りにローマによったとの事で明日は早くからフィレンツェでまた会議があるらしく忙しく3時過ぎに駅に向かいました。

私達はもしかしたら学生に何か聞けるかもしれないしと思って再び学校に行ってみたのですが これがすごい!事務所のフロアには黒山の学生が!どうやら冬学期の学生登録の為らしく順番街待ちが凄まじいようです。いつもの事で言葉の通じる学生を四苦八苦して探しだし
様子を聞いてみたら9月30日までに登録を済ませないと行けないらしく皆必死なんですって。
説明してくれた彼女もかなり疲れていました。手続きまでの待ち時間が3時間ぐらいかかるそうです。あまりに殺気立っていたので私たちは学校を後にしました。
どうなるかなー この先ー?
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ローマ留学に関して問題というかポイントですが、

まあ言わずと知れたローマンオーガニゼーションを忘れるな!です。適当、いい加減、すぐなくす、が当たり前、さらにビュロークラシーの壮絶さは想像の及ばない所という、、、時間に余裕と何事にも忍耐を、という事を聞いていたのでまあ気長にやってみるか、と、


3月に書類を提出するも7月(7月1日)になっても返事が来ないという事態に、これはあんまりにも気長過ぎだろうとしだいに心細くなってくるし、うちの学校のインターナショナルオフィスからの結果催促の連絡にも応答なく、ローマ側指定の番号にファックスを送っても指定された番号が間違っているため通信不可、ウェッブサイトに載っている担当者のメールアドレスも間違っている様子でメールは全部帰って来てしまうという、、、何とも言えない. なんだか悪徳商法に引っかかった気分(べつになんのお金も払ってませんけど)。
結構な余裕を取ったもののこれでは、、だんだん焦りがでます。何しろ私の学校はもう夏休みに入ってしまうので、、、直接電話してみても英語は通じず、担当部署につないでもらえる確率低し、たまたま担当部署らしき所につないでもらってもオフィスは11時からですって言われ(既に11時30分です、ここはハンブルグですから時差あるわけでもないのに)で12時に電話してみても今度は担当者は休憩中ですって、いったいいつ仕事してるのかしら、、、で改めて次の機会に、でほぼ同じ手をくらい、10度目くらいにようやく担当者が来ているとのこと。これだけの連絡に一週間以上です。はあー。

ようやく
大変簡単な会話にて確認。

私  「ハンブルグ造形美術大学から交換留学の応募をしたカッツエンフッターですがー
    結果を知りたいのですけれど、、、」

ローマ「えーえーあなたの学校はアンブルゴー、でエラスムス交換留学の学生?」
 
私  「はい。ドイツのハンブルグからです。」

ローマ「(ゴソゴソーアンブルゴージェルマニアーとなにやら同僚との話し声が)
    ハンブルゴーあ、おめでとう!合格です。」

でもわたしの名前本当に確認したのでしょうか?
ヨーロッパに来て私の名前を一回目で理解で来た人はほとんどいないのに、すごい心配。

私  「ハンブルグのインターナショナルオフィスにも正式な連絡をしてください。」

とお願いすると

ローマ「シーシー」

って。

ローマ「新学期は11月から、語学コースは10月からです。ではローマでお会いしましょう!」

私  「ああありがとうざいます、、、」


ある意味でものすごいスピード対応



それから2ヶ月なんの連絡もないのです。確認のメールもなし。
大分大分心配。(やっぱり詐欺かなんかか?って思ってしまう。お金払ってるわけじゃないけど、、、)

まあローマだから書類とかそういうのってどうでもいいのかも(存在しないのかも)って事にして準備始めました。
どうなる事やら。


これで私立の語学学校ですとやっぱりカタギの仕事らしく(お金をかけることにはそれなりの意義があります)スタッフとは英語でのコンタクトが当然可能ですし、直接コンタクトを取らない場合でも仲介業者があるため、しっかりした情報や必要書類の入手が大抵の場合は比較的手軽に、連絡も簡単につくようです。ローマ語学留学を考えているみなさん、どうぞ御心配なく。
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私が応募したのはエラスムス交換留学制度といって、映画スパニッシュアパートメントで結構名前は知られている留学制度では無いかなと思います。
EU内の国々、さらに圏外の数カ国、例えばスイスやトルコ、アイスランド、ノルウェイなどへ留学が出来るというものです。

私の学校を例にしますと、たいていの国はカバーしていますが、どの大学にでも留学ができるわけではなく(例えばスペインのマドリッド、バルセロナは可能でもバレンシアは不可といったことがある)、交流のある学校間の交換にたいていは限られていて、何人の生徒が相互の学校で交換されるかがあるていど決まっています。大学で最低四学期(約二年間です)を終えて、さらに中間試験を済ませた本科の学生に応募の権利があり、私達美術学生の場合は格学校へ作品提出し審査結果によって合否が決まります。ほとんどの学校は冬学期のみから開始の為、まず応募に関する情報交換が12月にあり、1月下旬くらいに学校内での応募書類の作成、学校内での審査相談。人気がある学校には応募人数が限られているため複数の学校へ応募をとの打診があります。二月以降に希望する各国大学への応募が始まります。早い所でベルギー、オランダ等はひと月位すると返事が来るらしいです。(しかも同時に学生寮、アパートを提供してくれる所もあるそうです)またスペイン、イタリア、ポルトガル系は逆に数ヶ月かかるのが当たり前。しつこく催促をしないと返事をしてきません。例外もありますが、どこの学校もたいてい開始は冬期ゼメスターからのみのため準備はほぼ一年がかりになります。

面白い所はどこの国、どの街を選ぶかによって生活、授業はまったく変わってきますよー。最近人気の北欧系や 私の知るゲルマン系 ゲルマン系に人気のラテン系、今見所の多いスラヴ系といろいろで民族の違いが各学校の対応からもはっきり見えてきます。


皆さんごらんになりましたかねえー、L'auberge Espagnole(スパニッシュアパートメント)。
舞台バルセロナはかなり物価が高く、住宅探しも困難。かなりのコスモポリタンですが、やはりラテン色が大変強く生き生きとした街ですね。ナイトライフも盛りだくさん。あの映画が典型的なエラスムス学生の生活かといったらどうかは、わたしには判断できませんが。あ!これ解るー!これ納得!という場面結構あります。アパートの住人がスペイン、イギリス、ドイツ。フランス、デンマーク、ベルギー、イタリアと様々で、そのキャラクターが解りやすい。例えばイギリス人の女の子ウェンディーが「なんで私ばっかりそうじしなきゃいけないのー!」って。国民性の違いがほかの点でもが良く描かれています。

公式サイトは以下。

http://movies.foxjapan.com/spanish/index.html

このエラスムス交換留学制度、以前はヨーロッパ圏内の制度のためアジア人学生、圏外の学生には適用されず奨学金が出なかったのですが、2009年の冬に朗報が!なんと2010年度の冬学期から規則が変わったらしくEU圏外の学生も援助の対象に入るようになりました!そんなわけでイタリア行きの計画を本格的にたて始めたのです。
(以上の情報は私がエラスムス交換留学制度を利用した2010年度のものです)


このエラスムスプログラム名前も新たにエラスムス ムンドゥス (世界版エラスムス)
以下のサイトを見つけました。現地で直接応募したわたしの場合とはかなり違うようですが一応参考に。

http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/programme/erasmus/?ml_lang=jp
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で、はじめは

ローマ行きのはなしから。
ローマってなによ、ハンブルグはどうなの?ってことになるのでしょうが、まあ半年我慢していただくことにして、

 ハンブルグ造形美術大学(HFBK Hamburg)への入学がきっかけで2005年冬にハンブルグに来たのですけれど、あれを見たりこれをしたりであっという間に5年です。

 10学期終了しました。大学で学士を取得するための残り時間はあと一年半と心に決めましたよ。
しかし、いろいろ見たり聞いたりするとねえ、、、これもやってみたい、あれもまだやっていないしという事になって、卒業前にはこれやらないと絶対一生後悔するぞという事がいくつか出て来て、、、それがローマ行きです。そんなわけで
11月から国立ローマ芸術学院(Accademia di belle arti di Roma)にて一学期(六ヶ月です)を過ごすことにしました。
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