難民問題といえば
先週末ハンブルクのランペドゥサグループサポートおよびランペデゥサ、シリア等、難民人権デモンストレーションに参加してまいりました。
難民問題といえば、日本はほとんど難民の受付がないだろうからピンとこないと思うけれど、十月半ばに起ったアフリカからの難民ボート沈没事故により300人以上が遺体となって海から引き揚げられた事件とか世界中で報道されたと思うし、またシリアの先の見えない内戦の状況もよくメディアで見かけるはずだからその存在は耳にするのではないのかな。
先のランペドゥサについては目の前で助けを求める何百人の人達を溺死させてしまうという、、、
今回の事は一般に報道されたほんの一件にすぎなくて、生きたいがために祖国から逃げたとしても死という結果以外にはどこにもたどりつけないという事が想像を超える高確率確率で起っていて、運良く陸地にたどり着いたとしても、各国の法による規制、受け入れ先や文化の違いなどから来る将来についの問題があり、そこが難民にとって救いの地では無い場合だって多いだろうし、、、戦争が最終的に何を市民にもたらすかをよく知らないといけないなあと思うのです。
曇り空では有りましたが、中央駅前広場から市街地、内アルスター湖をまわり再び中央駅広場に到着する3時間ほどの道のりには今回9000人に及ぶデモ参加者があり、難民受付への市民の強い意志が伺われます。
今年5月よりハンブルクにおいて現在難民申請をしている300人の人達への対応はもちろんですが、今後のEU各国の動きがが気になる所。
by rondine11
| 2013-11-05 23:05
| ハンブルグ