コスマティ と クリッペ

きょうはサンジョバンニ イン ラテラノ教会へ行ってきました。床のコスマティを作品制作の参考にすることがあるのですが、これまであまりにも近所で(歩いて3分)、 いつでも観ることができたため気づかなかったのです、引っ越して気づきました!まだ資料になる様な写真、記録が手元に無かったのです。

コスマティはモザイクの一種。12世紀から14世紀にかけてモザイク装飾家として数世代ローマを中心にで活躍していた家族の名前で、それがモザイク様式の名前となったのです。
南イタリアのアラビア風装飾の影響を受けたスタイルで、多角形と円形のコンビネーションが美しいです。
他にも近所と言う事でサンタ マリア マッジョーレ大聖堂、サンタ プレッセーデ教会はよく訪れる教会。やはり息を飲む美しさのコスマティを見る事ができます。

限られた形、色の組み合わせで、ここまで複雑かつ鮮やかな作品が出来上がること、そしてその多様性には驚くばかりです。
そしてなにより巨大な教会の床を一面にこのモザイクで敷き詰めると言う作業を考えると、、、本当に綿密なプランと準備が必要だろうなあと思うのです。しかもかなり正確な作業が要求されるはず。きっとデザインをするにしても、作成作業をするにしても気の遠くなるような仕事だと思います。
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床ばっかり見て来たわけではありません。
教会内にはクリッペ(キリスト降誕の様子の再現)が設置されていました。

この時期になると教会や家庭に様々な大きさのクリッぺが良くみられます。
でも あれーキリスト様がいないよー。って
そうなのです。クリスマス前。要するに彼がまだ生まれる前と言う事で飼い葉桶はまだ空です!

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プーさんのお母様が教会の運営のお手伝いや、コーラスなどに参加しているので、クリスマスには良く彼女のあとに付いて地域の教会を訪ねるのですけれど、去年はそのクリッペの飾り付けをお手伝いしたのです。 
飾り付けにはキリスト降誕のお話に登場する色々な人形が必要です。まず大事なのは イエス様、マリア様、ヨセフ、三人の王様(博士) 羊飼い、 それと沢山の動物、などです。
そのほかデコレーションに星とかポインセチアとか ろうそくがあります。

ポジションがみんな一応決まっているのですよね。ちょっと日本のおひな様を思い出しました。
しかしこちらは物語の再現、まずマリア様とヨセフを厩の中に、動物たちが誕生を見守ります。これは比較的簡単に配置ができました。 三人の王様の位置が微妙、、、私がプーさんのお母様と一緒に試行錯誤の末、見栄えの良い位置に配置した時、一緒にお手伝いをしていたおばさんに
「あー王様たちはキリストの誕生の後に駆けつけるのだから、もっと離れた所におかないとね。」
って。なるほどーたしかにそうです。
ここでも彼らはまだ少しはなれて上の方に飾られていました 。彼ら降誕が近づくにつれて厩に向かってに進むのです。
どんどんクリスマスが近づいてきたなあ。

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by rondine11 | 2010-12-05 18:58 | その他