語学学校と+アルファ(考えされられる事)

イタリア語ですが月曜日、水曜日、金曜日の17時から19時までのコースに通っています。
10月から初めてはや一ヶ月半、成果のほどはですね、 いまは何ともいえません。 ううー 。発音はドイツ語に比べたら簡単ですが、文法難しいですね、やっぱり、ああっアレルギー症状が、、、

先にも書きましたように、わたしの通うコースは一般的な語学留学生が受講する様なみっちり授業タイプの語学講座ではなくて、市民学校のような講座です。ドイツで言ったらVolksHochschule(フォルクスホッホシューレ) みたいなかんじかな。

授業ですが、だんだんわたしの街となりつつある移民街エスクイリーノにある小学校付属のようなの建物の中で授業が行われます。

私はイタリア語のイの時も知らないという初心者コースから始めました。リストに乗っているのは22人。授業に来るのはたいていその中の10人くらい。中国 アフガニスタン スリランカ トルコ エチオピア 、ケニア、フィリピン 、、、アジア、アフリカ系、年齢はというと19歳から50歳前後です。一ヶ月も過ぎるとお互いに少しずつ片言のイタリア語で話す事も出来るようなり、なかなか楽しくなり始めました。
ところで、
ドイツでも移民の統合政策かなり深刻な問題になって来てますけれど、
ここに通い始めて、移民、難民存在はさらに強く意識させられるようになりましたね。


私の前の席に座っていたエリトリアから来ている彼らはどうやら難民らしく先月まではイギリスにいたのだけれど今月はローマに移されたと話していました。彼らは何年もしくは何ヶ月住めるかがはっきりと解らず、かなり不安定な状態の為、どちらかというとイタリア語にあまり興味は無いようでした。ひとしきり隣の生徒とおしゃべりをした後、授業中でしたが何も言わずに教室を出て行きました。もう彼は3週間顔を見せません。病気のため病院に通い始めたとも聞きましたが、、、

最近のフランスの移民問題対策でジプシー(ロマ)送還計画は(犯罪を犯していなくても滞在許可の無いジプシーである事がもう送還の対象になるらしい)送還と言うより追放っていった感じ。本当に耳を疑いますね。ナチスばりです。フランスで移民が引き起こす問題を聞くにつけ自国民の雇用とその文化を守る事、また治安悪化を防ぐための方法、共存の方法はなかなか簡単には見つかるはずもなく、極端な方向へと進んでしまうのだなあと思うのですが、ここイタリアでもやはり移民、難民、違法滞在者はは多く、取り締まりやコントロールは厳しい様です。


多くの人がアフリカ大陸から筏、おもちゃのようなボートに乗って、または貨物コンテナーに潜り込んだりと決死の覚悟で国を離れ、地中海をさまようわけですが、その難民達が流れ着くのは大陸から一番近いイタリアの小さな島々です。
祖国を追われたり、自国にとどまる事が危機となったり、また自国での希望が見いだせない人たちが国外へ逃亡を試みるも、どこにも受け入れ口がなくあちこちを点々としなければならない、または最悪の場合送り返されるという可能性のある彼らの心境を理解することは、私のような環境にあるものにはまず出来ません、テレビや新聞で移民問題を耳にするたびに切なくなります。


ハンブルグも難民収容所があります。狭い部屋に何人もの人が一緒に、いつ取得できるか解らない入国許可を待ち、金網の張り巡らされた敷地内で暮らさなければならない彼らの様子をたまにニュースで観る事があります。


関係のないようにも思われますが、実は結構身近なこと。彼らはその絶大な苦労を表には出さず、私たちを同じようにしかも身近に生活していたりして、、、
友人の家族は難民救済、援助に関わっているためいろいろな話を聞くのですが、例えば親の代が違法にドイツに入国し、密かに次世代が生まれ、ドイツでの生活になじんだ本当の祖国を知らない二世が偶然に警察のコントロールに会ってしまったり、また事故によって病院などに運ばれたときなどに、違法滞在が発覚し、そこから全家族が強制送還されるというような事が日常的に繰り返されているそうです。ようやくその国になじみ生活を始められた親の世代、祖国で暮らした事のない二世の人たちは、つながりも薄くなり、子供達にすれば言葉も解らない国に送り返されてどうなるのだろう、、、と。


人間らしく生きるため、より良い生き方を探し求めるのにこんなふうに私が想像できない苦労をしている人たちは沢山いるんだって、自分の生まれ、生きる環境について考えさせられる日々です。



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by rondine11 | 2010-11-14 23:02 | その他