絵描きの聖地でもある


今日はサンピエトロ寺院へ行ってきました。(9月28日)
私のいろいろな手続きが少し落ち着いて、せっかくプーさんも夏休みで来ているのだからローマの最大の見所へ!となったのです

観光の下調べをしてこなかったため大分エネルギー消費型の一日になってしまいました。
私たちの愛するミケランジェロとカラバッジョを求めて!と、かなり勇んで13時くらいにのこのこ出て行ったのです。

メトロのオッッタビアーノ駅を出てからサンピエトロ寺院へむかいました。徒歩で5分くらい歩くと、壮大なバロック建築がそこに!聖堂への入り口どこかと探せば簡単に見つかりました。なぜかと言えばそこには大変ながーい行列が、、、思いのほかあっという間の15分ほどでセキュリティーチェックが済んで、その先へ。円形広場のふちを飾る柱の廊下を進むとまた行列が、、、2つ?一つはそれなりの速度で進むのですけれど。もう一つはごくゆっくり、、私たちはなんの標識もないその列の一つ、ゆっくり進むほうのを選びました。何故かというとーこんなに人が待っているのだから何かすごいものがあるに違いない!見逃がせないぞ!(でも何が観られるかは?)といった判断からです。行列は続くよどこまでも、、、面倒くさくなってきても30分並んだ後でここから抜けるのはもったいない様な気がしてさらに並び続け、そしてついに判明したのがドーム展望入場の列だったのです!

入場料は学割り無しエレベータ+階段300段コースに7ユーロ、全行程階段コース(500段位)5ユーロです。プーさんはエレベーターで昇りたがりましたが、私は200段の違いだったら少し足を動かした方がいいし(うちの若造はメタボ気味)、エレベーターに載るのにまた行列にならばなければならないので、階段コースを強制しました。

最初の200段目から見渡せるローマの街はオレンジ色とオレンジ色の街緑の丘が美しく、ああローマに来て良かったねーと二人で感動して、少し休憩し、先に行ったのですがその後の道のりが地獄でした。ドームの屋根をグルグル昇って行くのですけれど、せまい!しかも渋滞している為進めない!階段の幅70cmぐらいでしょうか。すれちがいは出来ません。ちょっとパニックを起こす人がいても仕方ないかなと思える状況です。数段あがって、止まって を何十回繰り返した事か。
でドームの頂上!ああ空気が十分にある!美しい景色!と喜んでみたかったのですが、、、、、
実は私もプーさんも高い所は苦手で、、、、三、四の写真を撮って、しかも3分も滞在したかどうかも不確かに、下りの階段に向かいました。

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せっかく長い行列に耐えたのにこの有様です。
聖地における苦行といった所ですよ。
参考に私たちは2人ともキリスト教徒信者ではなく純粋な観光客です。
ほんとはドームのてっぺんなんてどうでもよかったのにー!

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教訓 行き先は確かめるべし


地上におりてから今一度、短い列についてドーム内見学。はっきり言ってエネルギーを使い果たしてしまっている私たちは ミケランジェロのピエタと対面しても感動薄く、また次回ゆっくり来ようねといってサンピエトロ寺院を後にしました。


続いて、わたしたちへの更なる使命、バチカン美術館へも行ってきました。私のヒーローミケランジェロのシスティナ礼拝堂です!ラファエロの間です!ピナコテークです!そこには我らがカラバッジョの作品もあります。美術館の入り口は寺院の入り口から大分離れた裏手に回った所にあり、そこに向かう途中、ジェラードとコーラでリフレッシュです。

いざ入場、、、、入場料15ユーロ(国際学生証にのみ割引あり)に少し引いてしまった2人ですが、結論から言うと入ってよかったー。でもまた今度ゆっくり時間があるときに来ようね。です。

ここでもいつもと同様のおしくらまんじゅう、バチカンの誇る世界のビッグスターミケランジェロのシスティナ礼拝堂に行くまでの道が恐ろしく混んでいます。そこにたどり着くまでには実は数々の見所があるのですが、ローマに住んででもいない限りそのコレクションをいちいち観るのも大変なエネルギー消費になるでしょうから皆礼拝堂に急ぎます。しかし通路は狭いので渋滞です。

私たちは結構疲れていたのでのんびりと観て回ったのですが、意外な事に近代の作品も興味深いものが結構あって、、、モランディとかジャコメッティー、シャガール、クレー、ピカソもありました。ここでなかったら世界のどこの美術館でも大スターですけれどねえ、バチカンですとやはりルネッサンスの巨匠との格差が(人気の)歴然です。モランディなんかはふだん見る事のすくない風景画さえありました。私たちにしてみたら思いがけず彼らの作品に行き当たってラッキー!といった感じで鑑賞してきました。

続くシスティナ礼拝堂。実は最近保存状態に問題が出て来ているそうです。やはり外界(入場者)との接触は絵画の状態を悪くするそうで対策が大事だと、、、礼拝堂内は本当に人でいっぱいです。彼らのはく息、体についたホコリ、外界の気温が絶え間なく持ち運ばれる礼拝堂、今後はどうなることかと、、

わたしがヒーローとあがめるミケランジェロですが、実はその上にスーパーヒーローがいてその名はジョット大大先生です。なにしろ彼の作品から私はルネッサンス、フレスコに恋してしまったのです。彼の代表作であるパドヴァのスクロヴェー二礼拝堂、私たちは2009年に訪れました。システィナ礼拝堂に比べれば規模は小さいのですがそこに入場する際の管理が私たちにはびっくりです!

チケットをまず付属の美術館で買います。ですこし離れた礼拝堂に行くわけですが、最初に礼拝堂前にたてられたガラス張りの小さな部屋の中に約10人案内されます。それから15分間そこで時間を過ごさないと礼拝堂には入れない仕組みになっています。要するに外界の空気を中に入れない為に温度調節のされたその部屋で私たちの状態を管理すると言ったらいいのでしょうか。その15分間は礼拝堂の歴史 ジョットについて、またパドヴァの街の歴史などをビデオで見ることになります。その後前のグループが出て行きます。そして私たちの番!やはりガラス張りの25メートルぐらいの廊下を渡り礼拝堂に入れるという仕組みになっていました。イエスの母マリアの誕生の話からイエス キリストの物語、最後の審判までが壁いっぱいに描かれています。鑑賞できる時間は15分。制限時間が来ると次のグループを案内すべく、私たちは退室しなければなりません。

でも15分でははっきり言って私にはたりません。(次の日にもう一度訪れました)

初期ルネッサンス期を代表する大切な作品を持つ礼拝堂の保護対策ですね。おそらくこういった対策がシスティナ礼拝堂にもいつか近いうちに必要になるのだろうと思います。しかし訪問客の数はスクロヴェー二礼拝堂と比べ物になりませんから、大人数に対応する画期的な方法が必要だろうなあ。

ミケランジェロの作品は主に天井に描かれているのですが、上ばかりを見るのはかなり大変です。私なんか3分も上見てられません。どんなに苦労をして彼はこの作品を描き上げたことか、、、、
鑑賞者としての私たちは好運な事に上ばかり見ていなくてもその側面を見れば、またペルジーノ、ボッチチェリとルネサンスオールスターの作品がみられるところが素敵です。
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by rondine11 | 2010-10-24 05:05 | ローマ | Comments(0)